フォークリフト災害情報
労災統計データ
減らないフォークリフト労働災害
第13次労働災害防止計画(2018年度 厚生労働省)では、2022年までに休業4日以上の労働災害で2017年比5%以上の減少を目標としていますが、逆に増加傾向にあります。中でも陸上貨物運送事業は重点業種としてあげられており、その荷役作業で特に中心的な役割を果たしているのがフォークリフトです。
しかしこのフォークリフトによる死亡や重大な災害に至るケースは、減少を食い止めることができません。残念なことに、災害のほとんどがフォークリフトを正しく使用していないことによる事故となっています。
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国内労働災害の推移
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フォークリフト労働災害の推移
厚生労働省 労働災害統計
起因労働災害発生と死者数
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労働災害死傷者数(2020年)
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労働災害死亡者数(2020年)
※「仮設物、建築物、構築物等」「物質、材料」「環境等」「その他」などを除く、起因物別発生数上位の比較 厚生労働省 2020年労働災害統計
フォークリフトの不安98%
ほとんどの企業が、フォークリフト作業に対する災害不安を感じており、安全パトロールやKYT活動など積極的な安全活動に取り組んでいます。しかし繁忙期の乱暴な運転操作、ちょっとした気のゆるみなど、まだまだリスクが減ることはありません。
社外運転手が使用するケースでは、安全管理が行き届かないこともあります。
『労働災害統計でみるフォークリフト災害の現状と皆さまの声』チラシをPDFファイルでご提供しています。
フォークリフト事故ニュース(外部リンク)
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- 2023.05.08
- 下関市の会社でフォークリフトが横転 運転していた男性が死亡(山口県下関市)
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- 2023.04.10
- フォークリフトに接触、女性社員が重傷(群馬県館林市)
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- 2023.04.05
- フォークリフト転倒 作業員死亡 茨城・つくばの工場(茨城県つくば市)
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