接近警報システム(方向検知タイプ)
- フォークリフトの接近が見える!
- フォークリフトの接近をセンサーで検知し、光と音で知らせます。

フォークリフトの稼動する現場ではトラックや乗用車、一般の作業者が混在することが多々あります。本来、そういった車両と作業者の走行や歩行、作業スペースは別々にエリア分けすることが望ましいのですが、中にはどうしてもエリア分けできない場所も存在します。
例えば、工場建屋の出入り口や通路の交差点においては、フォークリフトの走行路と作業者の歩行通路が交差してしまうのはどうしても避けられず、そのためフォークリフトと作業者が出会いがしらで接触するような危険が存在します。
この接近警報システムは、こういったケースでフォークリフトの接近を周りにいる作業者に伝え、接触・激突の危険リスクを低減させるための警報システムです。
接近警報システムの特徴
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フォークリフトとの出合い頭、安全対策がほしい
センサーがフォークリフトを検知、周囲の作業者に回転灯と音声で知らせます。
工場などの建屋出入り口で、フォークリフトと作業者の出合い頭の接触を防ぎます。 -
工場内に配線する場所がない、大掛かりな工事はしたくない
当システムは、無線式を採用しているので、建屋内に面倒な配線をする必要がありません。
また電源は100V電源が2口あれば設置できるので、簡単に導入できます。 -
フォークリフトが工場から出てくるときだけ反応させたい
1つのセンサーでフォークリフトの走行方向を検知する【方向検知タイプ】なので、一方向の走行時のみ検知し警報することが可能です。
フォークリフトのセンサー検知範囲(A)→(B)の順にフォークリフトが進入すると、音声付き回転灯が反応します。 (B)→(A)にフォークリフトが進入しても、音声付き回転灯は反応しません。
- 別仕様
- 方向検知が必要ない場合はこちらをおすすめします(エリア検知タイプ)

※音声付回転灯と受信機は、方向検知タイプと同じです。
フォークリフトがどのような方向から来ても、センサー検知範囲に入ると、音声付回転灯が反応します。
エリア内にフォークリフトが入ったら確実に周囲に知らせたい現場向きです。
エリア検知センサータイプのお見積り、ご注文についてはお問い合わせからご連絡ください。
取付け方法

接近警報システム(方向検知タイプ)スタートガイド
PDFダウンロード【980KB】動画で見る接近警報システム
接近警報システム(方向検知タイプ)機器構成

方向検知タイプセンサー
フォークリフトから放出される熱によって検知した信号を受信機へ送信します。
電源電圧 | AC100V±10V(50/60Hz) |
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消費電力(電流) | 2W以下 |
検知範囲 | 50cm先より6mまで検知できます |
電波到達距離 | 約100m(屋外見通し距離) |
使用可能 周囲温度 |
-10℃~+50℃(結露、氷結なきこと) |
質量 | 約360g(取付板 約110g含む) |

受信機
電波の受信距離および到達距離はおよそ100mありますので、広い工場にも対応できます。
電源入力 | AC100V(50/60Hz)2W |
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受信可能距離 | 約100m(見通し距離) |
使用可能 周囲温度 |
-10℃~+50℃(結露なきこと)約1,000g(キャブタイヤケーブル500g含む) |

音声付回転灯
標準音声は「フォークリフトが通ります、ご注意ください」(音声はボリューム調節ができます)
定格電圧 | AC100V(50/60Hz) |
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消費電力 | 最大16W |
音圧レベル | 最大95dB |
内部メモリサイズ | 508KB(MP3データー合計) |
最大再生秒数 | 63.5秒(標準ビットレートデーター再生時) |
質量 | 1.2kg±10% |
壁面取付ブラケット | 280g±10% |
- 接近警報システムは、死角の多い建屋・敷地内の安全環境をサポートするためのものであり、事故を防止するものではありません。
- 温度変化の激しい場所でのご利用は誤作動の原因となります。
- 本製品をご利用される際の注意事項等は、付属の取扱説明書をご覧ください。
- 本製品の取付けは、販売店もしくは電気工事業者へご依頼ください。
- センサーから受信機までの距離は見通しの良い場所で約100mとなります。
- 本製品は屋内設置用です。屋外希望の場合は、販売店へご相談ください。
- 本製品は製品品質改良のため予告なく仕様変更することがありますのであらかじめご了承ください。
- 掲載されている商品の色は実際の色と異なる場合があります。
- 掲載写真は一部販売製品と異なる場合があります。